厚生労働省受託事業
中小企業の事業所へ、熟練技能者が技術を教えに行きます。 (2012・01・19)
近年、東南アジアを中心とする新興国の発展がめざましく、国内の長引く不況、円高、少子高齢化、団塊世代の定年退職などにより、内需は低迷し、製造業は、安価な労働力を求め海外へ生産拠点を求めて進出した結果、国内産業の空洞化や縮小が進み、日本が培ってきた「匠の技」「高度熟練技能」が衰退しつつあります。
「ものづくり立国 日本」の再建を目指し、JAMは厚生労働省の受託を受け、「熟練技能継承推進室」を立ち上げ、定年などで退職した高度熟練技能者を従業員の技能向上を目指す中小企業などに、無料で熟練技能者の仲介と派遣を行い、実技指導を行い、技能・技術の指導・継承を図っています。(費用はJAMが負担します)
この事業は、当面(2011年度)は、関東・東海・近畿に拠点を設置し、生徒・従業員の技能向上(その証として技能検定の合格向上を目指す)に取り組む工業高校・中小企業に、年間述べ400日間、機械金属産業に関わる職種の高度な技能・指導力を有する熟練技能者を派遣し実技指導を行う事を予定しています。
従業員の技能・技術の向上を目指す中小企業は、相談してみてはいかがですか。
パンフレットは こちら (PDF 618KB)
本事業に関するお問い合わせは、JAM熟練技能継承推進室の菊池・清水まで
〒108-0014 東京都港区芝4−8−2 興和三田ビル3F
Tel: 03-3451-2141 Fax: 03-3452-0239
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