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東北復興視察研修(2018.6.10-12)

東日本大震災から7年、被災地の復興はどれだけ進んだのか、私たちにできることは何か、時間とともに薄れていく復興への想いを風化させない取り組みとして、宮城県と福島県を訪れました。

初日は宮城県南三陸町において現地視察を行うとともに、語り部の方をお招きし、当時の体験談や復興状況をお話しいただきました。あまりの壮絶な体験談に声を失うほどの衝撃を受けました。途中、南三陸町防災対策庁舎跡を視察、当時の悲惨な状況についてお話しいただきました。

対策本部が設置された2階の危機管理課で女性職員(遠藤未希さん=当時24歳)は防
災無線放送で繰り返し住民に避難を呼びかけ、津波に飲まれ殉職されたそうです。

最期まで防災無線で避難を呼びかけ続け、犠牲になった女性職員の行動は、「多くの命を救った命懸けのアナウンス」と大きく評価されました。

 

東北復興視察研修 東北復興視察研修

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二日目、連合宮城の大黒事務局長、阿部副事務局長、塩釜地協の小田島事務局長に同行していただき、仙台市若林区にある震災遺構の荒浜小学校及び同地区にある井戸津波避難タワーを視察しました。荒浜小学校は当日休館のため、外観のみ(1階は少し見学することができましたが…)の視察となりました。この小学校は海岸から約700m内陸に位置していますが、当時津波は校舎の2階まで押し寄せたそうです。外から見ても津波の脅威を知ることができました。

その後、車窓からでしたが、防災林と堤防の機能を果たす役割で路面を6メートル程嵩上げして建設中の東部復興道路の説明を受けながら、名取市を訪れ、特に被害が大きかった閖上地区を一周し復興状況を視察しました。

また、災害公営復興住宅の集会所をお借りし、名取市議の荒川議員から現在の復興状況と今後の課題についてのお話をしていただき、意見交換をおこないました。

 

東北復興視察研修 東北復興視察研修

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